「自分だけのオリジナルWEBサイト」を持っているのは、「一部の上級者?のみ」なんて思っていませんか?
これは「半分正解で、半分不正解」です。例えば、書籍購入についてを例にあげますが、

@WEBサイトを持ちたいが、
A作る事にはあまり関心のない全くの初心者の人

この人が参考書等を買う事はまずありません。(関連書籍が多すぎて何を選べば・・・など) もしお金を払って参考書を買ったとしても、いきなり内容が難しい。 (かなり丁寧に書かれていても無関心な人の心には響きません) これが半分正解の理由です。

逆に、半分不正解というのは、WEBサイトの作成やデザイン自体はとても簡単だからです。 私はこの章で「まず、WEBサイトを創ろう」と言っています。 繰り返しになりますが、作成やデザイン自体は簡単なので、手軽に「まず」です。 ここで実際にWEBサイトを持つ事によって、「なんだ、簡単な事だったんだな!」と実感してください。 そしてWEBの持つ可能性を私と一緒に広げていきませんか? 前書きが長くなりましたが、それではさっそくコース本題へと入りまず、WEBサイトを創ってみましょう!




▼必要なもの

先に道具の説明をします。
WEB作成で最も使用頻度が高いのが、 テキストエディタ、画像編集ツール、FTPツールです。

実際にWEB作成をはじめたら、毎日使うものなので一度使い始めたツールを変えるタイミングはだんだんと難しくなっていきます (途中で変えたら操作を憶えるのが大変だし、とにかく面倒です) 初めの段階で、いろいろなツールを試し、あなたに一番合ったものを選ぶことが大事です。
(オススメツールは「WebMaker」でも紹介しています。)


 ・必要なもの
    パソコン
    インターネットが出来る環境
    テキストエディタ
    サーバー(フリースペース、レンタルサーバー)
    FTPソフト
    ペイント系ソフト

    ※FTP[file transfer protocol]ファイル転送プロトコル。
    ネットワーク上でのファイルの送受信手順や方法を定めた規約。
 ・あれば便利なもの
    オーサリングソフト(WEBページエディタ)
    フォトショップ
    画像ビューア
    ファイルのリネームツール


必要なソフトは全て無料で入手可能です。("VECTOR"や"窓の杜"など)

    テキストエディタ・・・メモ帳、HTMLanguorなど
    FTPソフト・・・FFFTPなど
    ペイント系ソフト・・・GIMPなど

(補足)私の手持ちツール/環境
    PC、HTMLanguor(フリー)、FFFTP(フリー)、Photoshop





▼後で必要なもの

意外と忘れやすいものは、あなた自身の情報についてです。今すぐ必要なものではありませんが、 1箇所にまとめておいた方が良いと思います。

・サーバー関連の情報(ユーザIDやパスワードなど)
・メインで使用するメールアドレスの情報
・パスワード(複数)
・Webサイト紹介文(20・30・50・150・200・300文字)
・Webサイトキーワード(5〜15個くらいが妥当)
・無料のメールアドレス

これらをテキストエディタに書き込んでおいて、必要なときはコピー&ペーストして使うと大変便利です。





※(コラム) 作成の中心は手書き?それとも便利ツールをつかう?

これは良く話題に上がる話題です。私もいろいろな人から話を聞きましたが,
いずれにせよ、「一長一短」という感想を抱いています。

私は、できるだけ テキストエディタで手書きすることを強くオススメしています。
(少なくとも、全作業の7〜9割は手書きで)

最近のオーサリングソフトは非常に優れたものが多くなりました(実は私も少し使う)
しかし非常に優れているが故、失敗してしまうケースもあります。
それは、機能と技に走りがちになってしまうからです。

非常に安易に様々なテクニックが実現できるのも確かですが、
気が付くとテクニックを使う事に振り回されてしまう、という経験が私にもあります。

「道具は手段の一つであって、あくまでも道具(ツール)だ!」 ということを忘れないで下さい。

一方、手書きのメリットは、頭で考える事を止める事なくに作業ができる事です。
人は考える事を止めた時、ウッカリミスや大きな過ちを起こしてしまうものです。
私は「易しく、カッコイイ、楽しいWEBサイト製作」をこれからも続けて行きたいので
「考えること」を強く心がけています。