■ トップページレイアウト講座 〜「Webデザイン」のはじめの一歩!1・2・3!〜

Webデザインのキホン。それは「トップページ」からはじまります。

何からはじめるか?はじめの一歩と言えば、やっぱり「トップページ」!

今回は、トップページにふさわしい【Webデザイン】絡みのお話です。


トップページにふさわしいWebデザインとは、
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 ・カッコイイこと
 ・見やすいこと
 ・整理されていること
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などがあげられます。


今回は、「その目的は何か?」を考えてみましょう。

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 ・カッコイイこと
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「あなたのホームページはカッコイイですね。
とても気に入りました。また来ます。。。」
あなたのWebデザインを気に入った方からこのようなメールを頂けます。


つまり、「カッコイイこと」ただそれだけで、
その内容に関わらずホームページの人気、評価も上がります。

ただ、「カッコイイホームページ」を作ることが
なかなか難しいというのも現実です。

Webデザイナーはカッコイイサイトをつくるプロです。
だからこそ、Webデザイナーという職業が成立しています。


ただし!センスの良い、カッコイイホームページは難しい!
と言ってあきらめてしまうのはもったいないですよ!!
まだ、まだ、あきらめる必要はありません。
それに「カッコイイ」は、次に説明する「見やすさ」で代用することが可能です。

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 ・見やすいこと
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ただ「見やすい」というだけで、
ホームページ全体のイメージが和らぐことがあります。
(この「和らぐ」というのはとても重要です。。)

とても簡単なことですが、「見やすい」ということは
Webにとって、大変強力な武器になるということを憶えておいてください。

(その結果、「カッコイイですね」と言われることだってあります。)


また、「見やすい」という要素には色々な意味が含まれています。
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 ・文字が大きくて読みやすいこと、
 ・文字の色が区別されており情報の場所が分かりやすいこと、
 ・文字の大きさにメリハリがあり重要度なども分かりやすいこと、
 ・そして操作しやすいということ、
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これらのことは、特に重要です。
スタイルシートを使うと、簡単調整することが可能です。



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● 文字の大きさを調整する方法
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▼エッセンス
スタイルシートの{font-size}を利用します。

▼ 説明
{font-size}は文字の大きさを変更するプロパティです。
文字の大きさの単位は、px,pt,emなどを利用します。
(pxはピクセル、ptはポイント、emは文字の高さを基準にした長さ)

▼ 使用例(まだコピー&ペーストはしないでください)
見出しやテキストをこのように囲みます。
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<div style="font-size:13pt;>なぜなぜ?スタイルシートのヒミツ</div>
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注意して欲しいのが、このように必要な部分を1つ1つ指定してしまうと、
スタイルシートの便利さはなくなってしまうということです。

なので、非常に便利な”class”を利用することにしましょう。


▼ 使用例(コピー&ペーストして利用できます)
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<html><title>sample</title>
<head>
<style type="text/css">
<!--
.midashi {font-size:18pt;}
.text {font-size:13pt}
-->
</style>
</head>

<body>
<div class="midashi">01.なぜなぜ?スタイルシートのヒミツ</div>
<div class="text">そもそもスタイルシートとは、、、</div>
<div class="midashi">02.こんなに簡単スタイルシート!</div>
<div class="text">今思い返してみるとあれは、、、、</div>
(以下本文)
</body>
</html>
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▼ 意味
まず<head>タグの中では、このように指定しています。

.midashi {font-size:18pt;} // 見出しに利用する
.text {font-size:13pt} // テキスト部分に利用する
※この名前は好きなもので構いません。

つまり「見だし部分」は文字の大きさが18ポイント、
「テキスト部分」の文字の大きさは13ポイントと設定していることになります。


▼ 使い方
あなたのホームページの「見だし部分」には、
<div class="midashi">01.なぜなぜ?スタイルシートのヒミツ</div>と、

そして、本文中の「テキスト部分」には、
<div class="text">そもそもスタイルシートとは、、、</div>と、、


そんな感じで次々と指定していきましょう。


▼ 調整のしかた
文字の調整は{font-size}の値を変更するだけで、
指定した部分の文字の大きさを変えることができます。もちろん一括して!

ホームページの全Webページに同じように指定し、
スタイルシートを外部ファイル化しておけば、
例え、何十、何百ページあったとしても、
変更が必要な部分は1ケ所だけになります。

たった1ヶ所を変えるだけで、「見やすさ」の調整がすぐに可能です。
ここで浮いた時間は他の作業にまわすことだってできます。


ただスタイルシートを利用するのではなく、いかに効率的にスタイルシートを使いこなすか?


このことを大切にしてみてください。