■ レイアウトの意味をデザインする

もしも、あなたが、Webデザインについて「自信がない」もしくは「思うような結果がでていない」
というのなら、私は、まず「レイアウトの意味」についていろいろ工夫してみることをオススメします。

なぜなら、レイアウトには「意味」があるから。さらに何の「意味」も考えられていないレイアウトと、
しっかりと「意味」が考え抜かれたレイアウトとでは、恐ろしく「結果」が変わってしまう、、、


それでは、「見た目」と「結果」が恐ろしく変わってしまう、レイアウトの「意味」について解説していきます。
まずは、「レイアウト」自身についてちょっとだけ解説していますので、先にこちらをご覧になってください。
数あるデザインの中から、特に重要な役割を持つ3つのレイアウトデザインを厳選して、
解説していますので、何度も読んで、理解し、あなたのWebサイトでも活用してくださいね!

◆重要な役割をもつ3つのレイアウト

・ナビゲーション(メニュー)
 読者にとって道しるべとなるものです。読者をサイト内の各ページに誘導します。

・ニューストピックス
 更新情報や最新情報などWebサイトの最新情報を読者にお知らせします。

・メインコンテンツ(本文)
 Webサイトの中心となるページのことです。ここでは「情報ページ」ともいいます。


▼レイアウトに意味をもたせる -ナビゲーション編
「ナビゲーションとは読者を適切な場所へナビゲートするもの、、、」

つまり読者にとって「サイト内の歩き方」を教えてくれる「道しるべ」だと言うことができます。。
もしも、あなたのWebサイトに「道しるべ」がなかったどうなるか?を見ていきましょう。


1.あなたはドライブ中に知らない土地で「迷子」になってしまった、、、
そんなときあなたが真っ先に頼りにするものは「道しるべ」ですよね?
「次の角を右に曲がれば、あのホテルにたどり着けるはず、、」という具合に、

いざというときに「道しるべ」があるのと、ないのとでは安心感が全然違います。
だからこそ、あなたのWebサイトにも「道しるべ」が必要なのです。。


(↑ もっとも私は、それでも間違って逆に曲がってしまうことがありますが(笑))


2.あなたのWebサイトの中で読者が「迷子」になってしまった、、、
あなたのWebサイトに「道しるべ」があれば、読者がサイト内で「迷子」になることはありません。
例えばあなたのWebサイトで「迷子」になってしまったとき、読者はどのような行動を起こすのでしょうか??

答えは簡単です。「×」でブラウザを閉じるか、”ホーム”ボタンでトップページに帰ってしまいます。
もしも、Webサイトに「道しるべ」がなかったら??間違いなく、読者は「迷子」になってしまいます。

少なくとも、いや間違いなく、必死になって出口を探してくれることなんて100%ないということです!


3.あなたのWebサイトに「道しるべ」がないとしたら、、、
「道しるべ」がないという理由で、読者を「迷子」にしてしまうことは非常に多いです。
迷子があまりにも多くなってしまうと、徐々に誰も来ない、さびしいWebサイトになってしまうことになります。
実は、この理由で読者を失ってしまうことが、一番もったいないことです!くれぐれも注意しよう!
では、どうすればよいか??今すぐ、あなたのWebサイトに、読者を導く「道しるべ」をつければよいのです。



【ナビゲーションには、迷える読者を、望む次の場所へ導く「道しるべ」の役割がある。】

私たちがWebサイトに、何気なく設置しているナビゲーションには、こんなに重要な意味があるのです。
これまで、あまり意識してこなかったという人も、今からはじめれば全然OKですよ。
はじめから完璧なWebサイトなどないのですから。安心して、ドンドンチャレンジしてみてください。

はじめは何も出来なくてもいい。つくり手のキモチがあって、読者のキモチがある。
そして、そこを通じて少しずつ、あなたも、あなたのWebサイトも成長していけばいいのですから。



◆ナビゲーションに意味をもたせるヒント
あなたはたった今、「レイアウトには意味がある」ということを大切なことを学びました。
このように、何かにつけて「意味」を考えはじめると、新しいアイディアがドンドン浮かんできます。

・無意味に設置しない。常に何らか意味をもたせること。
・読者がどのようなときにクリックしたくなるのか?考えること。
・リンクの文字(見出し)は短く、内容にマッチしたキーワードにすること。
・全てのページに自由に進めるよう工夫をしておくこと。
・ページ最上部は自然と「メニューがある」という認識があり、親しみやすいということ。

(↑ これらを参考に、あなたのWebサイトのナビゲーションの意味を見直してみよう!もっとありますよ!)

また、ナビゲーションをおく場所は、なるべくわかりやすいということが原則です。
単純に「分かりやすい」ということで、私はページの最上部に設置することをオススメしています。
あなたの好み次第でもあるので、ポイントさえ押さえておけば、あとは自由にOKですからね!

◆ナビゲーションの意味を掘り下げるヒント
ところで、私のWebサイトでは各ページの最上部と最下部にナビゲーションを設置しています。
もともとページ最上部にしか設置していなかったのですが、最近ページ最下部にも置きました。

これには、どのような意味があるのだと思いますか??

これはあくまでも私なりの考えですが、、、、
私のWebサイトはご存知のとおり縦に長い!(笑:欲張って詰め込みすぎ?)
「Webサイトやメルマガは長いと読まれない。」と一般的に言われていますが、
この常識に反するかのように、私のWebサイトはどちらも「とても長い」ことが特徴です。(笑)


、、、お気付きですか?「とても長い、、、」ということで「答え」が1つハッキリと見えてきました。
長すぎるからこそ、最後まで読んでくださる方のためのナビゲーションが必要だということです。
、、、おそらく、最後まで読む人は100名の人中3名くらいでしょう。
しかしこの熱心な3名のために(うれしい3名のために)ページ最下部に存在するのです。


びっくりするくらいシンプルな理由ですが、これでも「意味」を付けていることに変わりはありません。
そもそもWebサイトに、「意味がない」ものがあるとしたら??、、、意味不明ですよね?
私は「「意味がないものはWebサイトにおくべきではない!」とまで考えているのですから。


もちろん超個人的で「趣味的」なものについては、特別な「意味」がなくてもよいでしょう。
楽しいと思うことは苦痛にならないし、何より「楽しいから」という立派な「意味」がありますので。
ここをキチンと見分けていると全ての作業がスムーズになります。


PS: さて、、、「道しるべ」といえば、、、、、
道路(とくに交差点など)にしつこく(ていねいに(笑))おかれています。
しかし普段はわざわざ上を見上げて見ることはないと思います。(標識好きな方スミマセン、、(笑))
実は、ここにも、1つ面白い、そして大きな「気付き」が隠されています。

日頃、注意深くよく見てみれば「標識」はかなりの数ありますよね?
しかし、私たちはほとんど意識していないはずです。それはなぜか?なぜ意識しないのか?
それは「目立たないから!」ではなく、普段必要としていない、そして意識していないからなのです。
(↑ むしろナビゲーション自体、どのWebサイトでも目立つ位置にドーンと貼ってあります(笑))


このことを、あなたのWebサイトでも活用するとしたら???どうしますか??



※※この「レイアウト、デザインの「意味」講座」(?)は、まだまだ続いています。

こうして、振り返ってみて、私自身も「ナビゲーションだけでも、こんなに書いたのだな。。」と
本当に感心してしまいます(笑:ただの自己満足??)

いつものように、「最新コンテンツはメルマガで!」ということになってしまうのですが、(笑)
「4NEWebVolenteの更新まで待てない!」という熱心な方は、ぜひ1度購読されてみてはいかがでしょうか?

▼【ウェブつく】 -Webが3分間でおさらいできる!Webデザインの法則

現在、約700名の方にお読みいただいています。まだまだ少ない!と思われるかもしれませんが、
「伝えたいこと」「Webデザインにかける情熱」では、日本有数だと勝手に思っています(笑)
(くだらないこと(?)も、あまりにも書きすぎているので、メルマガの長さも日本有数、、という噂も(笑))

ぜひ、この機会に1度購読されてみてはいかがでしょうか?素直にオススメです!