■コンテンツはまず大きくつくること。そして分割する

はじめからたくさんのページを管理するのは大変。まずは1ページに詰め込もう。

Webサイトはいろいろな意味で大きくつくる必要があります。
サイトテーマしかし、Webデザインしかり、目標しかり「大きければ大きいほどよい!」
そのように考えておいてください。また、実際の作業効率のことを考えてみても、同じことが言えます。

例えば、作業に慣れていないはじめの頃からページをたくさんつくってしまった場合、
ちょっとした変更のときでも、全てに対して変更が必要になり、面倒な思いをすることになります。


(↑ ここだけの話ですが、面倒な作業はできるだけ避けることが長続きのヒケツです(笑))

そこで、最初のうちはなるべく1ページ内に全ての情報がおさまるようにしましょう。
これは、単純にページ数が少ない方が、つくりやすいから、などメンテナンス面のことだけではなく、
実際、読みやすくなり、デザイン的にもカッコよく見えるようになる、という様々なメリットがあります。


まずは、最初の1ページに詰め込めるだけ詰め込んでみよう!できるだけたくさんのものを!
そして、少しずつ内容が濃くなってきたら(テキスト量が多くなってきたら)ページ内容を要約して、
さらに必要に応じて一覧表(メニューなど)をつくり、コンテンツを振り分けリンクを貼る(階層を深くする)
など、段階に応じて、次のステップに進んでいけばよいと思います。

つまり、まず「1つの情報につき1ページ」つくるようにして、テキスト量やコンテンツが多くなったら、
「1つの内容について1ページ」という風に徐々にページ数を増やしていけばよい、ということなのです。


1つだけ注意して欲しいのは、はじめのうちは「何十ページ書いたか?」よりも、
「何千文字、何万文字分、キーボードをたたいたか?」の方が重要だということです。
内容がまだあまりないのに、ページ数を増やすことだけに集中してもしかたがありません。
あくまでも、小さく分類したり、情報を整理したりできるのは文字が多くなってからなのです。


大きくつくって、後から小さくする、、、まずはここからはじめましょう!!

PS: 私と同じように夜型の方は眠い目をこすってでも、まずひたすらキーボードを叩きましょう!(笑)
私の場合がそうでした。つまり、これくらいのWebサイトなら誰にでもつくることができるということ!


▼Webデザインも同じ。まずは大きくデザインしよう
まず、Webサイトの横幅を意識しよう!キーワードはズバリ”800ピクセル”です!
これは一般的にも良く言われていることでもありますが、初めてホームページをつくる方は、
また「横幅が決まりません!」という方は、まずは、横幅を800pxでつくってみてはいかがでしょうか?

これは単純な理由ですが、つくりはじめたばかりで、書きたい情報やコンテンツなどが、
まだ充分に作れていない、そんな人にとって、スペースを埋めるのにちょうど良いサイズだからです。

まずは横幅800pxでチャレンジしてみましょう!(やってみると意外と広いということが分かります。)

ここで、ご参考までに、この4NEWebVolenteのお話もしておきますね(笑:え、必要ない??)

◆大きく書いて小さくしていった、、、その理由とは?
先ほどお伝えした「横幅は800pxで!」というのは、実は私自身の経験則でもあるのです。
この4NEWebVolenteもはじめは、横幅1200pxからはじめたのですが、すぐに”800px”に修正しました。
理由は、あなたも試しに”1200px”という広さを体験してみれば、すぐに気が付くはずです。

横幅1200pxのWebサイトは、書いても書いてもWebサイトのスペースが埋まらないくらい広かったのです(笑)
私は、淋しがり屋でもあるので(?)スペースが嫌で、すぐに”1000px”に修正してみました。

それでも、まだスペースを埋めることができず、結局、基本となる”800px”に落ち着いたのです。
Webデザインはまあまあカッコイイ。でも空白が多い何もないWebサイトは淋しい、、、
あなたも1度実際に体験してみれば、すぐにこの淋しさを実感することができるでしょう(笑)


◆小さすぎるとコンパクトにまとまってしまう
それでは「もっと小さい横幅」にした方が良いのか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。
実は、これも私は何度も経験している、つまり横幅600pxのWebサイトをつくったことがあります。

横幅をもっと小さくするとWebサイトはどのなるか?文字は小さい、画像の小さい、
デザインも小さい、好きな場所に好きな画像が置けない、文章をたくさん書いても置くスペースがない、
さらに、なんと内容までコンパクト(笑)そんな「ちっちゃな」Webサイトになってしまうのです!


つまり、みずから「しばり」をつくってしまうことにもなります。
Webサイトで、やりたいことができない!これほど、致命的なミスはありません。

私はそれ以来、Webサイトをつくるときは、レイアウトをかなり大きめにするようにしました。
思いのままに、文字を書けるだけ書き、好きな場所に好きな画像をダイナミックに配置するなど
大きく空いたスペースを埋めていく、、すると不思議と最終的なレイアウトなども自然と決まったのです。

意識としては「スペースを埋めるために、テキストを書き、画像を配置する。そして小さくしてみる」ということ。
実際「小さく変える」方が「大きく変える作業」に比べて、作業が比較的に簡単ということもありますし、
全く同じ内容のページでも、大きめにゆったりと余裕を持ったデザインの方がクールに見えることがあります。


もちろん極端すぎるのはダメですよ!小さくしすぎても逆効果だということを思い出してください。
見た目のクールさ重要視するあまり、内容までコンパクトになってしまうことは、よくあることなのです。

Webデザインのコツは、大きくつくってみて「内容・見た目」に応じて少しずつ小さくすること
ぜひ、あなたのWebサイトでもぜひ、取り入れてみてくださいね。効果はこの私が保証しますから!(笑)